12年前の横置きPCマウスコンピュータのLUVLIB i100X

今日私のところにやってきたパソコンは約12年前に発売されたマウスコンピュータのLUVLIB i100Xというちょっと見た目が昔のオーディオ機器を思わせるようなケースのPCでした。ケースが横だから縦だからとかほとんど関係なく開けてしまえば全部一緒なわけです。

しかしこのPCは残念なことにwindowsのライセンスが7で止まっているため、windows10にすることはやめてubuntuを入れてみようと試みたそうです。古いから使えないのではなくて、古いのも何かに使う精神大好きです。しかしやってみても動かないとのことで私のところに持ってこられました。USBメモリが差してあったので話を聞くとubuntuのインストーラーが入ってるとのことでしたが、この時代のPCってUSBからのLIVEインストーラー?みたいなやつ対応してないことが多いので、CDから入れないといけないかもそしてBootメディアが見つからないって書いてあるからHDD壊れてるかもということでついでなので点検してSSDに交換して内部清掃してubuntuを入れるとこまでということで多分7000円ですってことで合意

搭載されているPCはBIOSまでは表示され、CPUもメモリも表示されてました(当たり前だけど)HDDがやっぱり見当たらない感じでした。とりあえずubuntuのインストールCD作って作業開始しました。しかしインストールCDすらありませんよって出るのでしばらく頭をひねって考えてました。CDドライブも壊れているのか?正直12年の歳月で壊れてるかもと思いながら手持ちのSATA内蔵ディスクドライブを余ってるSATAポートに差して起動すると大当たりでした。ubuntuのあのぼやけた感じのインストール画面に行くまでのあの感じがうれしかったです。しかし今度はSSDが見つからない…なぜ?と思いSATAポートとSATAケーブルを変えると認識されたことに気が付き、端子を見ると端子部分がケーブルもポートも腐食していました。わりときれいに使われていたPCだと感じていたのでまさか腐食してるとは思ってもみませんでした。ディスクドライブもチェックしましたが残念ながらそちらの端子も腐食して壊れていました。

原因がわかってしまえばこっちのもので、そのままubuntuを入れてアップデートしてお渡しとなりました。古いので電池も怪しいので、電池の交換の仕方とシステムの時計の合わせ方をお伝えしてフィニッシュでした。結局SATAが必要だったので550円多くいただく形になりましたが、満足していただけたので良かったと思います。

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Posted by koubidou